5月の都心3区の成約状況

5月の都心3区の中古マンションの成約状況は対4月比にて【9.4%】、前年後と比較しても【4.4%】上昇に転じています。
これだけ聞くと市場は活発に動いている感じがあるのですが、全体的に市場は在庫増加傾向になっています。
加えて、イギリスのEU離脱の問題もどのような影響が出るのか?不確定要素もあります。

在庫が増えているので、買い主には追い風の状況がやってくると思います。
逆に売り主は在庫が増えているので選べれて買われてしまうので値付けが大事なポイントになってきます。

5月の中古マンション成約件数(首都圏) 3001件 前年同月比 -0.2%

去年とあまり動きは変わっていませんね。
その他、平米単価、価格、専有面積、築年数なども他の数字も変わっておらず
状況としては去年をそのままという数字の結果がでています。

これは、パワーがずっと溜まっている状況なので、そろそろどっちからに振りきれてもいいのかなと個人的に思います。

在庫数が前年比で2桁増続く

今、首都圏のマンションの在庫数が増えています。
5月は40644件で前年比で20.8%増加しており、12ヶ月連続で前年比同月を上回っている。
他にも、新規登録物件が増えており、5月は15671件と前年比で10.5%増加している。

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在庫が増えてきたってことは安くなる?

上記の情報だけ聞くと、在庫が増えてきたので、需要と供給のバランスが、買い主有利な感じに見えるとおもいます。
そのため、今は、指し値をしたり、プライスダウン交渉ができると思いますよね?

しかしながら、5月の成約平米単価を見ると、5月の首都圏における中古マンションの成約平米数は
46.97万円/㎡と前年比で3.7%上昇し、13年1月から41ヶ月連続で前年同月を上回っているのです。

つまり、在庫がたくさんあるけど、決して安売りはせずに売り主が決めた金額よりも下回った
交渉の場合はほとんどが不成立になっていることが多いということです。

つまり、売り主が強気ということです

その値段で買わないなら他行ってくれ!
簡単に言うとこんな感じです。

その背景としては、やはり、オリンピック景気が見越している売り主がいるのと
銀行の金利は過去最低の数字を叩き出しているので、住宅ローン金利が本当にありえないほど低いのです。

固定でも1%を下回るものも商品としてあるぐらいですからね。
そういいた、低金利で返済金額が低く済むという考えがあるから、
売り主も売価を上げても、売れると見越して値付けをしている部分はあります。

ただ、このままの状態でいくといずれ在庫が増えていってどこかのタイミングで
在庫一掃セールの動きが始めると思います。

それがどこのタイミングかは分かりませんが
現在、イギリスのEU離脱により世界の為替市場がどう動くかによりますね。
日本のドル円は年末ぐらいには95円まで下がると言われています。

このような状態で為替の投資家が、リスクヘッジのために日本の不動産を買い漁るか?
この結果によって中古マンション市場も少なからず影響は受けると思います。

そうなった時には在庫が無くなり始めるのでそのタイミングの波にのることができれば
結構、安くマンションを買うことはできます。

ただ、プロの投資家と一緒に動くのは結構難度が高いので
あまり気にせず、地道にスーモなどを見て、マンション価格の動向を追っていきましょう。

それを行っているだけでいつ価格のブレイクスルーが起きたか分かりますので。